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第17回 AI・OPENLAB (AI・オープンラボ)

ご登壇者:古賀 義隆(古賀マネージメント総研株式会社)
     「MANUSUでの資料作成とGemini CLIを使ってみた」 
     斉藤 健一様(SOTRY代表取締役)
     「医療AIの現状と未来」
     末松 文博様(薬剤師・元JCHO九州病院薬剤部長)
     「薬学分野のAIの現況と我々の取り組み」
     森 照明様(医師・元国公私立病院長)
     「7月30日開催 医療AI体験型研修会のご案内」

2025/07/11

日 時

2025/07/11(金)16:00~

会 場

ワールドホールディングス会議室 古賀マネージメント総研株式会社

第17回 AIオープンラボ (2025.7.11 開催)

 

イベント概要

  • 日時:2025 年 7 月 11 日(金)16:00 – 18:00
  • 形式:ハイブリッド開催(対面 20名 + オンライン)
  • 対象:AI 技術に興味のあるすべての方
  • 主催:古賀マネージメント総研

最先端の AI トレンドを共有し、参加者同士でディスカッションする場です。
対面でもオンラインでも気軽にご参加いただけます。

当日のプログラム

16:00 – 16:30|セッション①

古賀 義隆(古賀マネージメント総研株式会社)

「MANUSUでの資料作成とGemini CLIを使ってみた」                                                ~2つのAIツールを使ってスライド資料や情報整理にどう活用できるかご紹介~

●MANUSU:AIを活用したプレゼン資料の自動作成支援ツール                                ●Gemini CLI:対話形式でAIに命令できる革新的なコマンドツール

◆MANUSU×Perplexityによる資料作成の流れ                                          1.要件の入力                                                     2.Perplexityで構成作成:章構成案や見出しなどを自動生成                               3.MANUSUでスライド化:PerplexityのアウトプットをWord文書にまとめて、MANUSUで自動スライド化                                               4.自動フォルダ整理:必要な画像・データを一括管理                                      →作業時間を大幅に短縮し、構成・文章・視覚化まで一気通貫で支援。

◆Gemini CLIとは何か?                                                 Gemini CLIは「黒い画面(CLI)」で日本語でAIと自然に対話できる、非エンジニアでも使いやすいツールです。

◎MANUSUやGemini CLIのようなツールは、専門知識がなくても導入・活用が可能であり、日常業務の効率化や資料作成、情報整理において非常に強力な味方となります。

16:30 – 17:00|セッション②

斉藤 健一(SOTRY代表取締役)

「医療AIの現状と未来」

◆医療の変革とAIの進化
・インパクトファクターの価値観が変わった:医学論文の価値や評価基準においても、AIによる査読の活用などが進み、従来の「人の評価」に代わる新しい視点が生まれています。
・AIが知っている”あなた”を活用:血液データ、食事・運動履歴、心の状態、仕事や考え方といった多様な個人情報をAIが統合し、医師との連携により個別最適化された診断を可能にする未来が描かれています。
◆HITL(ヒューマンインザルーフ)型AI医療 
・AIが行うデータ分析・モデル予測
・医師が介在し、判断を補完する
・自動化と人間のバランスを取る「共創型」医療 
AIは”置き換える”のではなく、”支援する”存在として、医療の質と安全性を高めていきます。
◆分散型臨床試験とAI分析  
・従来の「病院中心」の試験から、在宅や職場、地域単位で実施可能に
・ウェアラブルデバイスIoT医療機器と連携し、効率的かつコスト削減が可能

 

17:00 – 17:30|セッション③

末松 文博(薬剤師・元JCHO九州病院薬剤部長)

「薬学分野のAIの現況と我々の取り組み」

◆活用事例の紹介
1.調剤・監査業務の効率化
・AIによる薬物相互作用、禁忌、重複投与、過量投与の高速検出により、薬剤師の負担を軽減。
・画像認識AIを活用し、錠剤数や薬剤種の確認作業を支援。医療安全性の向上に貢献。
2.DI業務・臨床研究・教育支援
・添付文書やガイドラインなどの長文から必要な情報をAIが自動抽出・要約。
・患者の検査値や遺伝情報をもとに、最適な薬剤や投与量をAIが提示。副作用予測も実現。
3.病棟業務のサポート
・カルテ情報と処方履歴をもとに、潜在的リスク(相互作用・腎機能低下など)をAIが指摘。
・AIがガイドラインや文献を参照し、「具体的な変更提案分」を自動生成。
・文書作業の効率化により、薬剤師の本来業務への時間確保を実現。
◆医療現場でAIを活用する際の注意点
1.複数ソースでの裏付け確認と出典明記が不可欠。
2.個人情報保護やセキュリティ対策を徹底。
3.AIはあくまで支援ツール。最終判断は医療従事者自身が担うこと。
◆AI活用による機体効果
・超勤削減、休憩時間の確保、ストレス軽減
・離職率低下と質の高い病院経営への貢献

17:30 – 18:00|セッション④

森 照明(医師・元国公私立病院長)

「7月30日開催 医療AI体験型研修会のご案内」

◆医療AIの基本と専門性
・診断支援機能:複雑な症例を構造化し、多角的な視点から診断を支援。
・情報管理機能:最新のガイドラインや文献を効率的に検索・要約。
・医学的知識との連携:基礎医学~社会医学までの広範な知識に基づく判断支援。
◆医療現場での実用例
・文献調査支援、資料作成:薬剤師の業務を効率化し、専門性の発揮に注力できる環境づくり。
・個別化医療:患者の遺伝情報などを活用し、副作用リスクを予測・最適投薬。
・画像診断支援:X線・CT・MRTなどの異常検出をAIが支援し、精度向上。
・感染症予測:流行パターンをAIが分析し、行政対策にも貢献。
◆中小病院にもたらす変化
・医療従事者の負担軽減:カルテ自動作成、問い合わせ対応、研修資料の自動生成など。
・医療の質とパーソナライズドケア:適切な治療選択や説明資料の強化。
・運営効率化と持続可能性:人員配置最適化や教育コンテンツの自動化で支援。
◆安全性と倫理的配慮
・医療安全の確保:危険信号やリスク・利益のバランスをAIが示唆。
・最終判断は医師が担う:AIはあくまで補完的ツール。
・倫理的判断とプライバシー:患者の尊厳、同意、情報保護を重視。
◆医療AIの未来と展望
・希少疾患や共感・倫理判断などはAI単独では難しい。
・エビデンス更新と現場フィードバックによる改善が不可欠。
・リアルタイム健康モニタリングや自然言語処理による対話的医療の実現へ

 

 

第二部:定期交流会(懇親会)

  • 日時:2025 年 7 月 11 日(金)18:45 – 20:45
  • 場所:古賀マネージメント総研株式会社会議室

登壇者や参加者同士でざっくばらんに情報交換できる場です。ぜひご参加ください。

次回の AI オープンラボに参加しませんか?
ご興味のある方は、ぜひ下記リンクから事前参加登録をお願いいたします。
登録完了後、入力いただいたアドレス宛に案内メールをお送りします。

 

 

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